エンジニアとして大事にしている3つの考え
- Posted on
- 2024-05-23
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- 思考整理
自分がエンジニアとして働いてきて、またこれからもエンジニアとして働いていきたいと思う中で、これまでもこれからも大事にしたい考えを3つに絞って書いてみた。
何で作るかよりも何を作り届けるか
エンジニアなら多かれ少なかれ、技術に対して興味があるし新しい技術や流行ってるイケてる技術は使っていて楽しい。
ただそれだけじゃなく、技術は何かしらの課題を解決する道具で、「どんな課題に取り組むから、だからこの道具を使う」っていう選択ができるエンジニアでありたいと考えている。
また、技術を道具と捉えるからこそ、新たな道具を獲得するための投資は惜しまず楽しんで行いたいなと思っている。
「〜だと思う」を減らす
「このモジュールの表示タイミングっていつ?」「ユーザーが〇〇した時だったと思います」みたいなコミュニケーションは良くあるけど、この時に「ユーザーが〇〇した時に〇〇だと表示されます」と言い切りたいなという話。
これは2つの側面があって、1つはエンジニアとして自分が関わっているシステムはしっかりと把握・理解しておきたいよねという観点。
もう一つは、人から聞いたことや古いかもしれないドキュメントを鵜呑みにしてファクトを確認しないエンジニアは信用できないよねという、信用の側面。
もちろん今すぐには分からない場合、「〇〇だと思いますが曖昧です。確認して分かり次第連絡します」というやり取りをすることもあると思うが、その場合もちゃんと調べて「〇〇です」と言い切れる状態にしたい。
自ら学ぶことを実践する
これは高校1年の時の担任の先生がよく言ってた言葉で、エンジニアとしてというよりは、自分が人生の中で大事にしている言葉かもしれない。
「高校や大学を出て社会人になっても、常に何かしら学ぶべき物事がある。それらに対して、自ら学んでいく姿勢や行動をとってほしい」とかなんとか、おおむねこんな感じのことをよく言ってて、当時はあんまりピンときてなかったけど、社会人になってエンジニアとして働く中でとても大事なことだなと噛みしめるようになった。
ことエンジニアにおいては新しい技術がどんどん出てくるし、それらを取り込めば取り込むほど解決できる課題も増やすことができる。また、今までのやり方よりもより良い方法が生まれて、そのための知識のアップデートが必要になったりもする。新しいこと、知らなかったことを学び続けられるのは、それだけで強みになる。
これら以外にも、「こういうスタンスで仕事にあたろう」みたいなのはいくつかあるけど、特に芯にあるのはこの3つかなと思う。誰かの参考になれば幸い。