言語化について言語化してみる
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- 2025-05-05
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- 思考整理
よく会社で「言語化すると良いっすよ」と言っていたり、自分自身「もっと色々なことを言語化せねばなー」と思っているのだけど、そもそも言語化とはどういうことなのか?を書いておこうと思う。
(人それぞれ、自身にとっての言語化があると思うので、あくまでも自分の場合はこう考えているよ、という感じで読んでいただければ幸いです)
まず一言でいうと、「その事柄(特に抽象度が高めなもの)について、解像度を高めたり理解を深めて、他者に体系立てて説明できる状態にすること」と考えている。
解像度を高める=輪郭がはっきりして細かいニュアンスの区別や境界が出来ている
言語化する際に文章を書いていく中で、何度も具体と抽象を行き来を行う。その過程で、「この具体はしっくりくるな」とか、「この言葉はちょっと違うなこっちの方がピッタリくるな」みたいな感じで取捨選択したり推敲していくと、抽象度の高い言葉に対して紐づく具体とそうでない具体を区別されて、曖昧だった境界がはっきりしていく。
また当然ながらその事柄をより深く理解する必要がある。自分自身の理解が曖昧な状態でいくら具体と抽象とを行き来しても、自分の理解以上には解像度は上がらない。
他者に体系立てて説明できる
自分の場合は特に「体系立てて」というのを大事にしている。なので、基本的には文章にすることが多い。
例えば口頭で説明する際、人は思っている以上に非言語情報を受け取っている。なので、文章では伝わらないけど口頭だと伝わるみたいなことがあるが、これは伝わったというよりは伝わった気になった・伝えられた気になっただけだったり、あるいは言語化を相手が手伝ってくれていることが多い。文章で伝えられるようにするには、体系立てて説明できるくらい深く理解して、解像度も高い状態になっている必要がある。
他者に文章で(もちろん口頭でもいいけど)体系立てて説明できるくらいになっていれば、それは深く理解していてその事柄についての輪郭がはっきり区別出来ている状態といえる。
なぜ言語化するのか
違いを意識して使い分けることで、パフォーマンスがアップするというのがある。例えばリーダーとマネージャーだったり、ティーチングとコーチングであったり、エンジニアとプログラマだったり。
言語化するということは、明確に違いを見つけて区別することに繋がるし理解も深まっているので、自身の行動の精度が高くなる。
例えば自分がチームを任された際に、「リーダーとは何か、マネージャーとの違いはなにか。今自分はメンバーに対してリーダーとして振舞うべきかマネージャーとして振舞うべきか」といった問いに対して、行動を選択する指針になるし、自分の行いすべてに論理的に説明できるようになる。これが曖昧な状態だと、「なぜこういうことをしているの?」と聞かれたときに曖昧な答えしか返せないことが増えてしまう。
言語化した事柄が多ければ多いほど、自身の行動の精度は高まるしパフォーマンスよく意識的に行動できるようになる。